2013年10月31日

大学入試改革

大学入試改革 職業資格試験も活用 簿記など提言へ 教育再生会議
http://sankei.jp.msn.com/life/news/131027/edc13102702060000-n1.htm

「TOEFL(英語運用能力テスト)だけでなく簿記などの資格検定試験も学力試験と同じ扱いで大学入試に利用するよう、各大学に求めていく方向で調整が進められている」
「学力だけの知識偏重の入試制度を改め、能力や適性を総合的に判定する選抜方法にするのが狙い」
「高校在学中に基礎学力を測る「達成度テスト・基礎レベル」を創設するとともに、現行の大学入試センター試験を「達成度テスト・発展レベル」として衣替えし、一体運用していく方向で調整が進められている」
「資格検定試験は発展レベルのテストの代わりとしても活用されるといい、文科省関係者によると「学力水準の達成度の判定と同等に扱われる」という」


私の頭が悪いのかよくわからないです。大学入試に使われる資格試験って意味がわかりませんでした。高校生の時に資格試験に通った人に有利ということですか?受験勉強に加えて資格試験?受験の前に資格試験を受けとけということ?

「学力水準の達成度の判定と同等に扱われる」というのですから、資格持ってた方が有利なのでしょうか?
達成度判定に変わるものとして扱われる場合もあるのでしょう。

高校在学中には「達成度テスト・基礎レベル」というものがあるわけですから、その勉強しながら「資格試験」の勉強もするわけです。余計に忙しくなりそうです。

何のための大学入試改革なのでしょう?もはや「選抜」ではなくなってますね。
定員割れの大学が増えてきたから、入学しやすくする以外に、就職に有利という印象を作る目的もあるのでしょうか?
高校生で資格を取ってそのままその資格を利用して大学に入学し、その方向に進むのですから大学は就職と直結するのですね。それも高校時代にその方向のレールに乗るわけです。
この改革によって、大学は「選抜」する上位大学と、「就職予備校」にますますわかれていくような気がします。では未来を創るのはどちらでしょう?



Posted by tetsu at 17:02│Comments(0)
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