2010年10月22日

子どもと一緒に「町たんけん」

先週のことなのですが、子どもが学校で「町たんけん」という宿題が出たと言ってきました。そういえば1学期でしたか、小学生の子ども達がグループで校区内にあるお店などに行き、その仕事をインタビューするという授業があったように思いますが、今回の宿題は「まちのやさしさ」がテーマのようです。

子どもの説明ではよくわからなかったので教科書を見せてもらうと、道路にある目の不自由な方のための点字ブロックや横断歩道の合図を調べるようでした。校区内の話でしょうから、これは歩いてみるしかありません。

まあ、散歩がてら一緒に行くか、と子どもと出かけました。改めて見てみると発見もありました。普段、いかに意識していないかを感じます。

子どもと一緒にこのブロックは何の意味があるんだろうと話しながら歩きました。
バス停、障害物、横断歩道前では点字ブロックの形が変わるのですが、そこに既にバス停はなかったり、駐車場の出入り口にある点字ブロックが剥がれてしまっていたり。メンテナンスも大変だろうなと思いながら歩いていました。

ためしに子どもに眼を閉じさせて点字ブロックの上を歩かせてみました。もちろん手は握ってますけど。
「どう?」と聞いたら「何もわからない」とのこと。靴だけではなかなかわかりにくいのかもしれません。でも、そうして歩くときの不安な気持ちを少しでもわかってもらえればよいと思います。(後で宿題に書いている文を見たら、「面白かった」になってましたけど。。。)

子どもは「町たんけん」での「発見」を自分でメモ帳に書いています。それも思いっきり地面にメモ帳を置いて書いています。それ、お父さんの結構お気に入りのカバー付きメモ帳なんですけど。。。

1時間ほど盲人用点字ブロックや信号を見ながら歩いて、いくつか「発見」したので終わりにして、スーパーでアイスを買って二人で食べました。小さな楽しい時間でした。宿題に「参加」してみるのも面白いですね。




Posted by tetsu at 15:14│Comments(0)
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