2010年12月01日

しつけと虐待のあいだ

子どもを家から閉め出すのは「しつけ」か「虐待」か?

最近よく子どもを虐待して死なせてしまったという悲しい事件を目にします。
そんなニュースを見る度に「なぜ?」と強く思います。
この記事の中でも

「一概にはいえないが、単なる親のストレスのはけ口として子どもに身体的苦痛を与えることは許されない。そうでなくても、体罰は次第にエスカレートしがち なものであり、歯止めをかける必要がある。具体的には子どものしつけに結びついているかどうか(必要性)、度を越していないかどうか(相当性)が厳しく問 われなければならない。また、しつけをめぐる社会的な時代状況の変化も加えて考えていく必要がある」

と書かれていますが、子どもを叱るとき感情が高ぶってしまうと言葉や行動がエスカレートしてしまうことになりかねません。

「出て行きなさい!」と家のドアから閉め出してしまったことはありませんか?

実は子どもがどこか行ってしまうのではないかと恐る恐る外を覗いてみたこともあります。
たいてい子どもは大泣きしているので(近所迷惑でもあるし)、「虐待している」と勘違いされないかとはらはらもするので、なるべく早く家に入れますが。

叱るときはまず深呼吸。そして「7つの習慣」でも言われているように、感情の一時停止ボタンを押して冷静になり、自分が「(子どものためを思って)叱っているのか」「(自分の何らかの理由で)怒っているのか」を判断する必要がありますね。「怒る」という感情の方に大きくふれてしまって「虐待」の方に流されてしまう前に。





Posted by tetsu at 17:52│Comments(0)
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